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画像でわかる「耐震診断」現地調査編
お住まいを耐震補強して、安心な暮らしを手に入れるために!!!
最初に必要なことが『耐震診断』です。
耐震診断を実施して、お住まいの現状の耐震性を明確にし、弱点があればそれを補強する。
これが耐震補強のセオリーです。
では、その『耐震診断』とはお住まいのどこをどのように調査するのか?
具体的な調査内容を画像でご紹介します。
建物平面形状の確認
建物平面を元に現状建物の形状、壁や開口部の位置、寸法などを確認します。
平面図が無い場合は建物を実測し、平面図を作成します。
診断用に作成した平面図を元に調査します。
窓や内部建具など、開口部の寸法を計ります。
壁の位置(配置)が平面図通りかチェック。
柱の位置も確認します。
床下調査
床下の基礎の配置、ひび割れや土台の状況、筋かいの確認、浴室からの漏水やシロアリ被害の有無などを確認します。
キッチンの床下収納庫や、和室の畳を上げて床下の進入可能な範囲をすべて調査します。
基礎の配置を確認します。
(床下で記入するので汚れてしまいます)
基礎の(圧縮)強度をテストハンマーを用いて計測します。
クラックスケースを使い、基礎のひび割れの程度を確認します。
浴室の漏水で土台が腐朽、湿式の浴室の場合は多くみられます。
小屋裏(屋根裏)・天井裏調査
小屋裏(屋根裏)・1階天井裏から小屋組や筋かい、柱と梁の接合状態、火打ち材等を確認します。
屋根勾配もここで確認します。
小屋裏(天井へは、押入れの天井から進入調査します。
浴室がユニットバスの場合は、天井点検口からのぞきます。
筋かいの有無、接合状況、接合部金物等を確認します。
間仕切壁・外壁、屋根の下地材も確認します。
壁下地調査
現状の壁強度を調べるために、壁材の種類、厚み、下地材の有無、寸法などを確認します。
床、天井も同様に行ないます。
コンセントカバーを外し、下地の種類、厚みを確認します。
壁裏センサーを使い、壁の厚み、下地材の有無を確認します。
サーモグラフィカメラで下地材の有無を確認します。
柱の位置・筋かいの有無もわかります。
傾き・レベル(水平)調査
レーザー水平器を使用し、家の傾きや水平性が基準値以内か測定します。
柱にレーザーを当て傾きを測定します。
1階・2階の各部屋と廊下で床面のレベルを測定します。
外部調査
屋根の種類や固定状況・劣化の状態、基礎や外壁のひび割れ等の有無、劣化状況を確認します。
屋根材の固定や劣化状況を確認します。
基礎の有無、無筋の判別を鉄筋センサーを用いて行います。
建物外周を隈なくチェックし、外壁のひび割れや木部の腐朽など、劣化状況を確認します。
診断
現地調査に基づいて、建物の平面形状・間取り・劣化度合いなどのデータをコンピュータに入力し、「壁量」や「耐力」「壁の配置バランス」など、建物の地震に対する強さを数値化し「耐震診断書(現状)」を作成致します。
現状の建物の地震に対する強さを「評点」という点数で評価した「耐震診断書(現状)」です。
以上の調査・診断がすべて無料です!!
さらに・・・調査・診断の結果、補強工事が必要と判断された場合は、
費用対効果を重視した「補強計画」「補強工事見積り」無料!!
耐震のトータルコストを抑えます!!