スタッフブログ
基礎クラック
クラックには大きく分けて2種類あります。
ヘアークラック
髪の毛ほどの幅(0.2~0.3ミリメートル以下が目安)で、コンクリートの乾燥過程で表面に生じるクラック。
構造には影響しないので、特に補修の必要は ありません。
構造クラック
何らかの原因で躯体の内部から生じたクラック。補修をせずに放置しておくと、基礎の強度が低下し、
建物を支えられなくなる可能性もあります。
Ⅰ様邸は基礎が鉄筋コンクリートでした。
クラックから雨水などが入り鉄筋が劣化して、
基礎の強度が落ちてしまうのを防ぐ為に補修をしました。
使用した補修剤は、シール剤・注入剤ともに信頼性の高い2液性を使用しました。
2液性エポキシ剤は単独では軟性を保ち、混合する事で強力な硬化が進みます。
その硬さはコンクリートにも負けません!
耐震補強
つなぎを着て、いざ床下へ出発。
基礎に出来てしまったクラックを補修していきます。
クラックが中心にくるように部材を取付け、シール剤でクラックに封をし密閉します。
何かをしていますねぇ~???
部材に注射器のような道具をセットし、2液性エポキシを注入しています!
密封されているので、クラック全体に2液性エポキシが行き渡ります。
硬化したのを確認して、表面をサンダーでキレイにして完了です。