耐震コラム
「震度6強」あなたは逃げられますか?(1分動画)
東京を襲う”首都直下大地震”が危惧されている今。
なぜ「耐震補強」が重要なのか・・・ご覧になってください。
あの阪神淡路大震災と同じ、震度6強(地域によっては震度7を観測)の震動台で揺らした実験です。
阪神淡路大震災で亡くなられ方の8割以上が建物の倒壊や家具の転倒による、「圧死」「窒息死」だとされています。
発生時刻の早朝5時46分には大半が就寝中だった。
それだけに目覚めたら瓦礫の下にいた、という人も少なくなかったそうです。
とは言え、震度6強の大地震では、立っていることも困難となり、ましてやほんの数秒の間に逃げることは、ほぼ無理だと思います。
「耐震補強」がいかに重要かということがお分かりいただけたと思います。
「どうせ耐震補強しても、住むには耐えられなくなってしまうのでは?」と思われてるかもしれません。
確かに耐震補強しても壊れない、倒壊しないという保証はありません。
ただ、耐震補強は建物が壊れないことを目標としているのではなく、「建物は壊れても、人の命は救われるため」の人命最優先、「逃げる時間を確保できる建物にする」ことが目的です。