耐震コラム

耐震リフォームの内容についてご紹介します!

地震に強い家にしたいという方は多いのではないでしょうか。
そんな方におすすめしたいのが耐震リフォームですが、リフォームの内容がわからず踏み切れないという方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、耐震リフォームの内容についてご紹介します。

□耐震リフォームがなぜ必要なのかご紹介!

ここからは、耐震リフォームがなぜ必要なのかご紹介します。
そもそも、大地震はいつどこで発生するか予測できません。
地球の表面には多くのプレートがあり、互いのプレートがぶつかると衝撃が起こって地震が発生します。
日本は4つのプレートがぶつかる場所に位置しているので、地震が頻繁に発生するのです。

そんな日本は、生活が一変するほどの大地震が、いつどこで発生してもおかしくありません。
そのため、お住まいの地域を問わず、耐震補強を行なうべきなのです。

特に、築30年以上の住宅は注意してください。
地震による建物の倒壊は命の危機に繋がるため、1950年の建築基準法によって耐震基準が定められました。
現在の基準は、1981年に改正された「新耐震基準」です。
この新耐震基準は1978年に発生した宮城県沖地震の被害を受け、震度6強から7程度の揺れでも人命を損なわないことを目標としています。

しかし、1981年より前に建てられた住宅では旧耐震基準で建てられているため、震度6以上の地震が起きると倒壊してしまう恐れがあるのです。

□耐震リフォームの内容についてご紹介!

ここからは、耐震リフォームを3種類ご紹介します。

1つ目が、基礎耐震リフォームです。
基礎に鉄筋が入っていない住まいは、基礎の現状により色々と方法はありますが、基礎に炭素繊維を張って補強するのがリーズナブルでおすすめです。
費用はおおよそ20万円から40万円程度です。

2つ目が、壁補強耐震リフォームです。
耐震性の大きなカギとなる壁を補強するために、壁材を耐震用のものに変えたり、耐震のための部材を壁に入れたりします。
外壁ではなく室内側から部材を設置すると費用が抑えられます。
費用は、1か所につき7万円から12万円程度です。

3つ目が、柱・土台補強耐震リフォームです。
在来工法の場合、組み立てた木材同士の連結が地震によって崩壊する「ほぞ抜け」が発生する恐れがあります。
そこで、基礎と柱を金具(ホールダウン)で緊結することでほぞ抜けを防ぐのです。
費用は、1か所あたり3千円程度です。

□まとめ

今回は、小平市にお住まいの方に向けて、耐震リフォームがなぜ必要なのかご紹介しました。
また、耐震リフォームの内容についてもご紹介しました。
その他ご質問や相談等ありましたら当社までお気軽にご相談ください。

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