耐震コラム

壁の耐震リフォームをお考えの方必見!リフォームをする際のポイントをご紹介!

「壁の強度不足はどんな時に考えられるのかな」
「壁の耐震リフォームをする時に気を付けることは何かな」
そのような疑問を持った方もいらっしゃいますよね。
そこで今回は、壁の耐震不足が考えられるケースと、壁の耐震リフォームをする際のポイントについてご紹介します。

□壁の強度不足が考えられるケースとは?

壁の強度不足が考えられるケースは大きく6パターンあります。

1つ目は、2階を増築したケースです。
1階の壁が重さに耐えられなくなっている可能性があります。

2つ目は、2階の壁の真下に1階がないケースです。
2階の重みを1階の壁が十分に支えきれない恐れがあります。

3つ目は、1階よりも2階が飛び出しているケースです。
こちらも上記のケースと同じく2階の重みを1階の壁が十分に支えきれない恐れがあります。

4つ目は、窓の面積が大きいケースです。
外壁面の4分の3以上が開口部の住宅は地震の揺れに対する強度が足りない恐れがあります。

5つ目は、1階に大きな開口部があるケースです。
車庫や倉庫にするために開口部を大きく取っている場合、倒壊のリスクが高まってしまいます。

6つ目は旧工法の木造住宅であるケースです。
横揺れに対する耐震性を高める筋交いが無い場合、他の工法で建てられた住宅に比べて耐震性が低い傾向にあります。

□壁の耐震リフォームをする際のポイントとは?

壁の耐震リフォームを行う際にはどのようなポイントに注意するべきなのでしょうか。
ここでは壁を補強する際に忘れがちな2つのポイントについてご紹介します。

1つ目は壁の少ないところと外壁の角です。
壁の量が少ない場所は揺れの負荷が集中してしまいます。
それによって倒壊してしまう恐れに繋がりますので、大きな部屋を確保したい際には周囲の壁を補強することを意識しましょう。

また、外壁の角も注意が必要です。
柱がなかったり、必要な分の耐久性が確認できなかったりする際には、耐力壁を設置することも検討してみてくださいね。

2つ目は、耐力壁は均等に設置することです。
耐力壁は横方法を縦方向に同じ量だけ追加することが大切です。
耐力壁を一部の部屋にだけ設置すると揺れの大きい場所と小さい場所ができてしまい、家が崩壊する危険性があります。

□まとめ

今回は、壁の耐震不足が考えられるケースと、壁の耐震リフォームをする際のポイントについてご紹介しました。
壁の耐震リフォームをお考えの方はぜひ参考にしてくださいね。
また、当社では耐震工事のご依頼を承っております。
新座市周辺にお住まいの方で耐震リフォームに関してお悩みがありましたらぜひ一度ご相談ください。

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