耐震コラム

木造住宅は地震被害に遭いやすい?木造住宅にお住いの方必見です!

「木造住宅の地震の被害にはどんなものがあるのか」
「耐震性のチェック方法を知りたいな」
このようにお悩みの方は多くいらっしゃると思います。

そこで今回は、木造住宅の地震の被害と耐震性のチェック方法をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

□木造住宅の地震の被害を解説します!

*地震荷重に耐える部分の被害

地震に耐えるためには、すじかいや合板張りの壁などの耐力壁を適切に使用する必要があります。
この耐力壁の量が足りなかったり、一方向にしか入っていなかったりすると、地震の被害を受けてしまいます。
さらに、柱や土台のつなぎ方が適切でない場合も被害を受けてしまいます。

*不適切な基礎構造による被害

地震に耐えるためには、土台と基礎をしっかりとつなぐ必要があります。
つながれていないと、角の柱がはずれてしまい、被害を受けてしまいます。

*木材の腐朽や蟻害による被害

腐朽や蟻害は地震による被害を拡大させます。
弱い建材などを使用していても、地震の力を地面に伝えられずに被害を受けてしまいます。

□耐震性のチェック方法をご紹介!

ここまでは、木造住宅の地震の被害をご紹介しました。
せっかくマイホームであれば、地震に強い家にしたいですよね。
そこでここからは、耐震性のチェック方法をご紹介します。
ぜひ、実践してなにか問題が見つかれば、耐震リフォームなどを検討しましょう。

1つ目は、住宅を建てた時期です。
木造住宅であっても、建てた時期によって耐震性が異なります。
地震に関する耐震基準は、建築基準法の「耐震基準」において定められています。
1981年に改正された新耐震基準では、さらなる安全性が重視されるようになりました。
古い住宅であれば新耐震基準に当てはまっていない可能性もありますので、築年数を確認しましょう。

2つ目は、住宅の基礎です。
一般的に採用されている基礎は、ベタ基礎と布基礎です。
耐震性がより高いのは、ベタ基礎です。
住宅の土台となる部分ですので、しっかりと確認しておきましょう。

3つ目は、建物が劣化していないかの確認です。
劣化している部分を放置してしまっていませんか。
もしかしたら、その部分から水分が侵入して、建材が腐朽してしまう恐れもあります。
そうすると、住宅における地震の被害が大きくなることが考えられるので、注意してください。

以上が耐震性のチェック方法でした。

□まとめ

今回は、木造住宅における地震の被害と耐震性のチェック方法をご紹介しました。
ご紹介したことを参考に、地震に強い家にしてみてください。
当社はお客様のニーズに合わせた住宅を提供いたしております。
西東京市・小平市・東久留米市周辺で、何かご不明点や疑問点等がございましたら、お気軽に当社までお問合わせください。

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