耐震コラム
地震による住宅の被害とは?地震対策を行いましょう!
「地震による住宅の被害にはどのようなものがあるのだろう」
「家の構造以外で被害を受ける原因はあるのかな」
このようにお悩みの方も多くいらっしゃると思います。
そこで今回は、地震による住宅への被害と構造以外で被害を受ける原因についてご紹介します。
□地震による建物への影響とは?
ここでは、地震による建物への影響をご紹介します。
1つ目は、建物の倒壊です。
地震によって1階部分が崩れてしまったり、傾いてしまったりといった被害が多いです。
地震の周期と木造住宅固有の周期が合致してしまった場合、共振現象が発生して倒壊してしまいます。
2つ目は、建物の火災です。
木造住宅は、火災が発生しやすいです。
火元を消せなかったり、ガス管が破裂してしまっていたりといったことが原因です。
3つ目は、内装の損壊です。
建物が倒壊しない場合でも、内装の損壊が多い場合があります。
例えば、棚の中のガラス製品が地震の揺れによって割れてしまうこともあるでしょう。
ガラスが飛び散ってしまうことでケガをする危険性が高いです。
以上が、地震による建物への影響でした。
□地震による被害の原因は構造以外にもある?
地震の被害は、構造にも原因がありますが、構造以外の部分でも原因が潜んでいることがあります。
そこでここでは、構造以外の原因をご紹介します。
1つ目は、屋根の重さです。
軽い屋根の方が耐震性において優れていると言われています。
例えば、木造住宅は瓦屋根が多いですが、瓦屋根は重い屋根に分類されます。
そのため、瓦屋根の家の場合は被害に遭いやすいでしょう。
2つ目は、壁の量や配置バランスです。
耐震壁の量が適切でなかったり、配置が不均等でバランスが悪かったりすると、地震による被害を受けやすいです。
耐震壁の量や配置が悪い例は次のとおりです。
・長方形の家の短辺方向に玄関ドアや窓が設置されていて、壁が少ない。
・1階に車庫が配置されていて、1階に大きな開口部がある。
このような家の場合は地震の被害に遭いやすいでしょう。
以上が構造以外の原因で被害に遭いやすい住宅でした。
これらの特徴を把握して地震対策をしてみることをおすすめします。
□まとめ
今回は、地震による住宅への被害と構造以外で被害を受ける原因についてご紹介しました。
ぜひ、この記事を参考にして地震対策をしてみてください。
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