耐震コラム

耐震診断はどのタイミングで行うべき?見極めるポイントを解説します!

「耐震診断を依頼しようか迷っている」
「耐震診断をするタイミングがわからない」
このようにお考えの方へ今回は、耐震診断をするタイミングや、タイミングを見極めるポイントを解説いたします。

□耐震診断が注目されている理由について

耐震診断が注目されている理由は、近年の地震発生数が多いことです。
大きな地震が起こるたびに耐震基準が改定されてきました。

例えば、1995年に起こった阪神淡路大震災では10万棟もの建物が倒壊し、6千人以上の犠牲者がでました。
倒壊した建物のほとんどは、旧耐震基準に基づいて建てられたもので、1981年にできた新耐震基準に基づいて建てられた建物は比較的被害が少なかったといわれています。

これにより、新旧耐震基準の差が歴然となりました。
新耐震基準で建てられたものも、今では20年以上がたっています。
新しい基準であっても、地震に耐えられるかどうか定期的に確認することが大切です。

また耐震診断で補強の必要な箇所を押さえていくことで、より長く安心して住むことが可能です。
表面的なチェックから構造までくまなく調査する方法まで、さまざまな診断方法があり、建物の状態に合わせた調査が可能です。

□耐震診断のタイミングについて

耐震診断をするタイミングは3つあります。

1つ目は、築年数がたったときです。
新耐震基準以前に建てられた住宅は築40年を超えています。
築40年を超えている住宅は新耐震基準以前の建物となり、現在の基準では耐震性が不十分な場合があります。

2つ目は、地震が起こり、自分の家の状態が心配になったときです。
地震の影響で建物の歪みや欠陥が見つかる可能性があります。
耐震診断をすることで、安全な状態か否かを確認できます。

3つ目は、増築やリフォームをする前です。
もともとの状態が悪いと、増改築した際に建物の耐震性を弱くする可能性があります。
増改築前に一度建物の状況を調査することがおすすめです。

各自治体によっては、耐震診断費用の補助金制度や助成金があります。
当社では、助成金、減税、公的制度の申請から手続きまで一貫して承りますので、ご自身で公共期間のホームページを調べる必要がありません。
すべてお任せください。

□まとめ

今回は耐震診断について、タイミングを見極めるポイントをご説明いたしました。
当社では、耐震工事をもっと身近に、簡単にしていただけるよう、様々なサポートを行っています。
耐震診断・補強設計・工事の見積まで全て無料ですので、耐震診断をお考えの際は、ぜひお気軽にご相談ください。

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