耐震コラム

家でできる地震対策とは?身を守るためにやるべきことを解説します!

地震の多い国である日本において、ご家庭でも地震対策を講じておくことが重要です。
地震はいつ起きるのかわからないため、安心して暮らすためにも非常時のために対策しておきましょう。
今回の記事では、地震対策としてご家庭でやるべきことを解説します。

□ご家庭での地震対策について

地震対策としてできることは様々ですが、その中でも「家具の固定」や「飲料・食料の備蓄」などが特に重要です。
以下では、ご家庭での地震対策について解説します。

*家具の固定

地震が起きた時、最も早く身に危険を及ぼすのは、自宅内の家具類です。
日本でも有名な「阪神・淡路大震災」や「新潟県中越地震」などの大地震では、地震による揺れによって倒れた家具により、亡くなった方や大怪我をした方が多い傾向にあります。
そのため、家具の防止対策をしておくことをオススメします。

まずは、転倒すると考えられる家具を確認し、壁に固定できるものであれば、金具を用いて固定しましょう。
また、寝室や子供部屋にはできるだけ家具を置かないようにし、置く場合でも背の低い家具を選ぶのがオススメです。

*飲料・食料の備蓄

地震が起きた際、電気やガス、水道などのライフラインが止まることがよくあります。
非常時に備え、生きるために必要な飲料水や保存食などは、日頃から備蓄しておくことが重要です。
飲料水であれば、1人1日3リットルを目安として3日分用意し、非常食も3日分のご飯やビスケットなど、保存が効く物を準備しておきましょう。

□耐震性を確認することの重要さについて

ご紹介したような地震対策を講じることも必要ですが、安心して暮らすためには、住まいの耐震性を把握しておくことも重要です。
住宅には、守るべき基準である「耐震基準」と呼ばれるものがあります。

「耐震基準」とは、住宅の耐震性を示すものであり、地震の揺れの大きさによりどの程度まで耐えられるかの基準です。
現在は、1981年6月1日以降に適応されている「新耐震基準」が設定されています。
建てられた年の基準に準じて施工されているため、今の住まいがどの耐震基準によって建てられたのかを把握することが重要です。

耐震性が高いと判断された住宅に住んでいる場合でも、耐震性築年数が経過するにつれ、劣化か進んで耐震性が低下している可能性があります。
本来なら耐えられる自信が来た際にも、耐えられずに損傷を受ける場合もあるので、必要に応じて補強工事を行うことをオススメします。

□まとめ

今回は、地震対策としてご家庭でやるべきことを解説しました。
簡単に取り組めるものも多いので、身を守るためにもぜひ対策しましょう。
また、耐震性に不安がある場合は耐震リフォームもご検討ください。
当社では、無料で耐震診断も実施しているので、西東京市・小平市・東久留米市周辺の方はぜひご相談ください。

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