耐震コラム

地震で家がギシギシと!原因や地震への備えについて解説します!

家の中からギシギシと音が聞こえる現象のことを、「家鳴り」と呼びます。
この家鳴りが頻発する家は、耐震性が低下している可能性があるので注意が必要です。
今回の記事では、ギシギシいう原因や地震への備えについて解説します。

□家がギシギシ鳴る原因について

ギシギシと家鳴りが起きる原因としては、主に4つ考えられます。
地震による原因も含め、以下で詳しく解説します。

1つ目は、気温や湿度の変化です。
気温や湿度の変化によってギシギシ鳴る場合がありますが、建物の構造によっても原因は異なります。
例えば、木造住宅の場合は湿度の変化によるもので、鉄筋コンクリート住宅は気温の変化によるものだと考えられます。

2つ目は、建物の重心のズレです。
室内で1箇所に重い家具を配置している場合、建物の重心がズレ、家鳴りが起きる可能性があります。
古い木造住宅に起きやすい現象であり、備え付け家具も原因の1つとして考えられます。

3つ目は、地震の揺れです。
地震の揺れによって地面が傾いた場合、建物の一部に力が集中し、家鳴りが起きることがあります。
気づかないレベルの地震でも地面は傾くため、大地震が発生しなくても影響があることがあります。
また、地震後の地盤変化も原因として考えられるでしょう。

4つ目は、建材が馴染んでいないことです。
新品の建材は水分量が多く、年数が経過するとともに乾燥します。
この性質上により、新築から数年経ったタイミングで建材が伸縮し、こすれ合うことで家鳴りが起きることがあります。

□地震への備えについて

特に古い家でギシギシと家鳴りしている場合、耐久性や耐震性が低下している可能性があります。
倒壊するリスクもあるため、ギシギシいう場合は適切に対処する必要があります。

地震の揺れから守るためには、耐震リフォームで耐震性を高めることがオススメです。
地震で倒壊を防ぐために行うリフォームであり、施工会社に依頼することがリフォームできます。

リフォーム費用は依頼する会社によって異なりますが、これまでの実績や値段を基準に選ぶと良いでしょう。
また、耐震診断をしっかりと行ってくれる会社は、信頼できる会社だと言えます。

□まとめ

今回は、家がギシギシ鳴る原因について解説しました。
耐震性が低下しており、地震への備えとして十分でない場合もあるので、そのような場合はまず耐震診断をしましょう。
当社では、無料で耐震診断を承っているので、西東京市・小平市・東久留米市周辺でお考えの方は是非ご相談ください。

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