耐震コラム

地震への備えを万全に!オススメの家具の置き方について解説します!

地震で怪我をした原因として、家具の転倒や落下、移動などが非常に多い傾向にあります。
地震の際には、命に関わる危険な存在にもなり得る家具ですが、適切に対策すれば問題なく暮らせます。
今回の記事では、地震への備えとして家具の置き方について解説します。

□家具の転倒による事故について

地震の揺れによって家具が転倒し、事故に巻き込まれるケースは非常に多いです。
以下では、実際にどのような被害や危険性があるのかを解説していきます。

まず、家具の転倒や落下、移動による被害例です。
例えば、タンスや本棚などが倒れてきて下敷きになったり、高い位置から落ちてきた家具・家電によって怪我をしたりする例があります。

また、倒れてきた家具のガラスが割れ、手や足を切るケースもあるでしょう。
タンスのような重量感のある家具の下敷きになった場合、骨折や命に関わる怪我に繋がることもあるので注意が必要です。

次に、怪我以外の家具の転倒による危険性です。
家具が倒れてきたり、ガラスが割れたりして怪我をする例をご紹介しましたが、怪我の他のも懸念すべき点はいくつかあります。

例えば、火災の発生です。
転倒した家具が、火を扱うストーブやコンロなどにぶつかった場合、火災が発生する危険性があります。
火を使っていないものでも、家具が倒れて火が出ることもあるでしょう。
特に暖房機器を使う冬場や、調理中に地震が発生した場合は注意が必要です。

また、避難経路がふさがれたり、部屋に閉じ込められたりすることもあります。
割れたガラスを足で踏んだり、家具につまずいて怪我をしたりと、避難の妨げになることもあるので注意しましょう。

□オススメの家具の置き方について

ご紹介したような被害や危険性に関して、家具の置き方で予防できる可能性が高いです。
簡単に実践できるものなので、ぜひご自宅でお試しください。

家具の置き方としては、まず避難の妨げになりそうな場所には置かないようにしましょう。
また、寝室や小さいお子様・高齢の方がいる部屋には、あまりたくさん家具を設置しないことをオススメします。

家具は固定しておくことで、怪我に繋がる危険性を低くできます。
原則として、L字金具等で壁下地にネジで固定するようにしましょう。
もし、ネジによる固定が難しい場合は、突っ張り棒とストッパー、あるいはマット式器具を組み合わせると良いでしょう。

□まとめ

今回は、地震への備えとして家具の置き方について解説しました。
ご家族で安心して暮らすためにも、家具の置き方には注意して、置く場所も意識しましょう。
当社では、耐震性にこだわった家づくりをしております。
西東京市・小平市・東久留米市周辺で耐震に関する疑問や悩みがある方は、是非ご相談ください。

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