耐震コラム
住みながらできる耐震リフォームの種類や注意点をご紹介!
家の耐震性を上げる方法として「耐震フォーム」がありますが、実は住みながらでもできる耐震リフォームがあります。
リフォームをするとなると、長期間家を空ける必要があることもあるので、住みながらできるのは嬉しいと感じる方も多いでしょう。
今回は、住みながらできる耐震リフォームの種類や注意点をご紹介します。
□住みながらできる耐震リフォームについて
住みながらできる耐震リフォームとしては、主に3つ挙げられます。
以下では、それぞれのリフォームについて詳しく解説します。
*外壁の耐震リフォーム
外壁の耐震リフォームとは、家の外側に耐震のための外壁材を取り付け、耐震性を向上させる方法です。
外壁材を取り付けるためには、まず古い外壁を外してから内部を補強し、その後で下地処理をして外壁材を取り付けます。
人が住みながらでも可能なリフォームであり、室内の家具やインテリアなどを移動せずに行えるので、便利なリフォームです。
・・・外壁の塗替えや張替えを考えられている場合はちょうどいいかもしれません。
*天井と床を剥がさない耐震リフォーム
天井と床を剥がさない耐震リフォームとは、壁に筋交いや耐震パネルなどを取り付け、耐震性を向上させる方法です。
筋合いとは、主に木造住宅の壁の耐震性を上げるために、木材や鉄筋(ブレース)を柱と柱の間に斜めに取り付けることを指します。
木造住宅に住んでいる方、そして1980年以前に建てられた住宅はこのリフォームがオススメです。
・・・外壁を壊すより復旧が安価で済みます。
*部屋を移動しながらの耐震リフォーム
部屋を移動しながらの耐震リフォームとは、部屋ごとに順を追ってリフォームしていく方法です。
部分部分でリフォームしていくため、工事していない部屋では普通に生活を続けられます。
しかし、住宅の劣化具合や構造によっては、全体の耐震リフォームができない場合もあるので注意が必要です。
□住みながら耐震リフォームをする際の注意点について
住みながら耐震リフォームができるのは、嬉しいと感じる方も多くいらっしゃいますが、いくつかの注意点を押さえておく必要があります。
注意点としては、以下のようなものが挙げられます。
・騒音やホコリが気になる
・家の中で作業しているので落ち着かない
・生活するスペースが狭くなる
・工期が長引いてしまう
住みながら耐震リフォームをする場合は、普通にリフォームする場合と比較して工事の期間が長くなる傾向にあります。
工事期間や仮住まいのことを考え、費用や生活に関することも考慮しながら、ご自身に合った選択をしましょう。
□まとめ
今回は、住みながらできる耐震リフォームの種類や注意点をご紹介しました。
どのリフォームにするかは、ご家族の状況に合わせて判断しましょう。
弊社ではほとんどのお客様がお住みになりながらの耐震リフォームを進めさせていただいております。
お客様の〝いつもの生活〟をなるべく変えないよう、お客様にもご協力いただいて「住みながらリフォーム」を行っています。
耐震リフォームの必要性に関しては、耐震診断を行うと正しく判断できます。
当社は無料で実施しているので、西東京市・小平市・東久留米市周辺の方は是非ご相談ください。