耐震コラム
ツーバイフォーリフォームを検討されている方へ!耐震性について解説します
西東京市・小平市・東久留米市周辺でリフォームをお考えの方で、今のお住まいがツーバイフォー工法で建てられた方もいらっしゃいますよね。
耐震性が高いだけでなく、他にも多くのメリットがあります。
そこで今回は、ツーバイフォー工法の特徴とメリットについて解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
□ツーバイフォー工法とは?
これは、木造建築の工法の1つです。
カナダやアメリカで主流の工法です。
2インチ×4インチの木材で枠組みを組み立て、そこに壁や天井を作って組み合わせます。
基本的なつくりは変わらず、2インチ×6インチ、2インチ×8インチのものもあります。
日本では、明治時代にはツーバイフォー工法の前身となる工法がありました。
札幌時計台もその一つです。
1974年に技術基準が作られてから本格的に普及されました
在来工法とツーバイフォーの大きな違いは、面ではなく、線で構成されていることです。
建て方に関しても、ツーバイフォーは壁を立てるように作るのに対して、在来工法は梁をかけて屋根を作った後に床や壁を作ります。
いくつかのメリットについてもご紹介します。
1点目は、断熱性・気密性が高いことです。
断熱材は枠組みの間に充填すればよいため、施工しやすいです。
また、隙間もできにくいため、高性能化に適したつくりです。
2点目は、耐火性が高いことです。
枠組みを校正している材が空気の流れを遮ることにより、他の部屋への延焼を遅らせます。
また、省令準耐火建築物となるため、保険料は在来工法の2分の1以下となります。
3点目は、工期が短く精度が高いことです。
ツーバイフォーは、寸法が規格化されており、進め方には合理的なルールがあるため、短期間で質の高い建物を作れます。
□ツーバイフォー工法の耐震性について
ツーバイフォーには、耐震性が高いという大きなメリットもあります。
先ほどの章でも述べたように、他の木造建築は柱で家を支えているのに対して壁一面で支えるという特徴があります。
これにより、耐震性に大きな差ができます。
例えば、柱や梁に見立てた12本の棒でできたサイコロ型の立体と、ツーバイフォーを意識した6枚の板で構成された立体はどちらの方が崩れにくいでしょうか。
棒である柱と梁のみであると、力を加えたときにすぐに変形してしまい、壊れてしまう可能性が高いです。
一方で、面で作られた立体はどの方向から力が加わっても変形しにくく、強固な構造です。
□まとめ
今回は、ツーバイフォー工法の特徴とメリットについて解説しました。
この情報を踏まえて、ツーバイフォー工法のお住まいを、さらなる耐震性upできる耐震リフォームも検討してみてくださいね。
ご不明点がありましたら、いつでも当社までご連絡ください。