耐震コラム

地震による二次災害とは?今からできる対策を紹介!

地震は直接的な被害だけでなく、二次災害にも注意する必要があります。
そのため、地震だけでなく二次災害の対策もしておきましょう。
今回は、地震による二次災害の種類と二次災害に備えるための対策について解説します。

□地震による二次災害の種類を解説

・津波

津波は、海底の断層がずれて盛り上がることにより海水が押し上げられて起こります。
それが巨大な波となると、陸に押し寄せられます。
マグニチュードが大きくなると、それに比例して津波のエネルギーも大きくなります。
津波が起こると、建物が波に飲み込まれてしまったり、逃げようとパニックになった人が被害に遭ってしまったりすることも考えられるでしょう。

・火災

火災も、地震によって発生する確率の高い災害です。
地震で火災が発生する原因としては、電気配線のショートや火の不始末などがあります。
また、暖房機器が倒れてしまって延焼することもあります。

・ライフラインの遮断

地震によって、停電や断水の発生、ガスが止まることも考えられます。
水が止まると、飲み水やトイレの水を得られません。
断水は地震が発生して時間が経ってから起こることもあるため、水が出るうちに水をためておくようにしましょう。

電気が止まってしまうと、もちろん夜は真っ暗になってしまいます。
暗闇の中でも安全を確保できるように、懐中電灯を準備しておきましょう。
また、災害時は携帯電話を充電できないと救助を呼べないことがあるため、モバイルバッテリーがあると安心です。

□地震の二次災害の備えるための対策について

*防災訓練の実施

定期的に防災訓練を実施することで、災害に備えられます。
また、毎回シナリオを変えて、想定が意の事態が発生しても対応できるように備えておきましょう。

*防災グッズの確保

ライフラインの復旧や人命救助が落ち着くまでには、最低でも3日ほどかかります。
しかし、災害の規模によっては避難生活が長引くことも想定されるため、3日分を最低限として、1週間分の防災グッズを準備できると安心です。

*ハザードマップの確保

災害の種類別にハザードマップが公開されています。
二次災害に備えるためにも役立つでしょう。
ただし、あくまで予見であるため、ハザードマップで安全とされている場所も被災してしまうこともあるかもしれません。
過信はしすぎずに、目安として役立てましょう。

□まとめ

地震はいつ発生するのか分かりません。
また、地震によって想定外の事態が発生する可能性もあります。
ご紹介した対策をもとに、日ごろから災害に備えておくことが大切です。

当社では、地震に備えて耐震診断を行っています。
西東京市・小平市・東久留米市周辺で、災害に備えて耐震性を高めたい方は是非ご相談ください。

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