耐震コラム
耐震工事の実施を検討している方必見!その5つの方法を解説します!
近年様々な大地震のリスクが示唆されていることから、耐震工事の実施を検討している方が増えています。
しかし一口に耐震工事といっても様々な種類があり、自宅には何が適しているのか、悩んでしまう方も多いです。
そこで今回は、耐震補強工事の3つの種類と、耐震工事の5つのパターンについて解説します。
当記事を参考に、自宅に適した耐震工事の方法を見つけましょう。
□「耐震」の種類とは?
耐震補強工事には、耐震、制震、免震という3つの種類があります。
それぞれ異なるメリットとデメリットを持つため、実際に工事を進める前に、各耐震補強工事の特徴を理解しましょう。
1.耐震
耐震とは、建物自体に強度を持たせることによって、地震の揺れに耐えることです。
耐震性は壁の強さにより左右されるため、耐震壁により補強します。
こちらは既存の住宅にも比較的安価で施工しやすいことから、人気の耐震リフォーム法の1つといえます。
2.制震
制震とは、地震による揺れを吸収し、抑制することです。
制震装置が地震によるダメージを吸収するため、頻回な地震によるダメージ蓄積のリスクが低いといえます。
一方で、制震装置を導入するために建物の間取りや構造が制限される可能性があることがデメリットとなります。
3.免震
免震とは、建物と地盤とを完全に切り離すことで、建物に揺れを伝えないようにすることです。
こちらも地震によるダメージを低減できる一方で、施工コストがかかること、建物と地盤が離れている構造上、強風などによって揺れやすくなることがデメリットといえます。
また、基礎(地盤側)と上部構造体(建物側)との間に免震装置を入れるため、既築の建物に施工するには現実的ではありません。
□耐震工事5つのパターンを解説します!
ここまでで3つの耐震補強工事について解説しましたが、ここでは、その中でも特に人気な「耐震工事」に絞って、その工事パターンを5つご紹介します。
・壁の補強工事
・接合部の補強工事
・屋根の葺き替えによる耐震工事
・建物の基礎から見直す工事
・耐震シェルターの確保
この中で、どの工事を施す必要があるのかは、その住宅の状況によっても異なります。
とはいえ、自宅にどの耐震工事が適しているのかを自分で判断するのは難しいですよね。
そこでおすすめしたいのが、耐震診断の実施です。
耐震診断を受けることにより、自宅の現状を知れるため、最も効果的な耐震工事が可能となります。
□まとめ
耐震補強工事には、耐震、制震、免震という3つの種類があります。
耐震工事には、以下の5つのパターンがありました。
・壁の補強工事
・接合部の補強工事
・屋根の葺き替えによる耐震工事
・建物の基礎から見直す工事
・耐震シェルターの確保
様々な種類の耐震工事の中から自宅に適した方法を見つけるために、ぜひ耐震診断を受けてみてください。
当社では、無料での耐震診断を実施しております。
西東京市・小平市・東久留米市周辺で、耐震工事を検討している方は、お気軽にお問い合わせください。
無料耐震診断は東京都登録の耐震診断技術者が行う、公的助成金対象の確かな診断です。