耐震コラム

南海トラフ地震に備えて何ができる?今からできる対策を紹介!

最近、日本各地で発生している地震・・・大きな揺れ・・・あなたは備えていますか?
日本は地震が頻繁に発生する地域であり、今後も様々な大地震が発生すると想定されています。
その中でも、とくに南海トラフ地震は広範囲にわたって大きな被害が生じると予測されています。
皆さんは、もし南海トラフ地震が発生したとしても落ち着いて避難できますか?
今回は、南海トラフ地震について解説し、対策方法を紹介していきます。

□南海トラフ地震で想定される震度や津波の高さ

南海トラフ地震の発生時には、静岡県から宮崎県にかけて一部の地域で震度7になる可能性があるといわれています。
また、隣接する広い地域では震度6強から6弱の強い揺れが発生すると予測されています。
さらに、地震によって関東地方から九州地方にかけ、太平洋沿岸の地域では10メートルを超える大津波が襲来するとも想定されています。

加えて、南海トラフ地震は千年に一度あるいはそれよりも発生頻度が低いため、いつ発生するかが予測しづらい側面があります。

□南海トラフ地震への対策

・建物の耐震化率の向上
政府は地震対策として、住宅・建築物の耐震化の促進を行っています。
耐震化率は着実に向上しており、平成30年には住宅が87パーセント、多数の人が利用している建築物が89パーセントの耐震化率となっています。

・家具の固定
今すぐ取り組める地震対策です。
地震によるけがの原因の3割から5割は、家具の落下や倒壊によるものだといわれています。
過去に発生した大地震では、多くの方が家具の下敷きとなって亡くなったりけがを負ったりしました。
また、避難経路の妨げにもなるため、家具や大型家電は固定をして対策をしましょう。

・安全確認方法の決定
災害発生時の安否確認方法や集合場所について、家族で話し合っておくことも大切です。
携帯番号を共有するだけでなく、災害用伝言ダイアルや災害用伝言版の利用についても情報共有をしておきましょう。

・避難経路や危険個所の確認
もし南海トラフ地震が発生したとしても慌てずに避難するために、避難経路や危険個所について把握しておきましょう。
ハザードマップなどを用いて、住んでいる地域、会社や学校の避難場所や避難経路、近くの危険個所について調べておくことが大切です。

□まとめ

南海トラフ地震は、広い範囲で深刻な被害をもたらすと予想されています。
その対策として、今のうちから対策を行っておく必要があるでしょう。
ご紹介した対策方法を参考にして、ぜひ地震対策に取り組むことをおすすめします。

西東京市・小平市・東久留米市周辺で地震対策に取り掛かりたいという方は、ぜひ当社までご相談ください。

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