耐震コラム

震度4ってどれくらい?地震の影響を受ける耐震性能を上げるポイントについても解説

頻繁に地震が発生する日本では、気づかないうちに多くの地震が発生しています。
震度4以下の小さな地震は大きな被害をもたらさなくても、何度も繰り返すうちに建物の見えない部分などに損傷を与えてしまうこともあります。
このような事態を避けるために、建物の耐震性能を上げるためのポイントを解説していきます。

□震度4はどれくらい?その影響を解説

震度4の地震が発生すると、私たちは以下のように感じます。
・ほとんどの人が驚く。
・眠っている人のほとんどが、目を覚ます。
・電灯などのつり下げ物は大きく揺れ、棚にある食器類は音を立てる。
・置物が倒れることがある。
・電線が大きく揺れる。

震度1から4は小さな地震とされていますが、このように大半の人が地震の影響を受けます。
また、震度1から4の地震は月によって発生件数が変化するものの、年間では1500回程度発生しています。
このような小さな地震の揺れに対して警戒が薄くなりやすいですが、見えない部分に少しずつ損傷を与えてしまう恐れがあります。
例えば、建物の見えない部分に損傷を与えるケースもあります。

□耐震性能を上げるポイント

このような小さな地震であっても、何度も繰り返し発生することで耐震性能に影響を与えてしまいます。
ここからは、そんな地震に備えて耐震性能を上げるためのポイントを解説していきます。

*屋根などの最上階を軽くする

頭が軽いほど、地震に対して強い建物になります。
例えば、重い瓦屋根よりもストレートや金属板を使用すると軽くなります。
一方で、強風時には屋根が飛ばされやすくなるため、屋根の垂木や野地板、母屋を補強して対策をとりましょう。

*床などの建物の足元を強化する

床や基礎を強化することで、建物の変形を防止できます。
一方で、費用が高くなることに加えて、壁の補強が前提の対策であるという点に注意しましょう。
基礎だけが強くても耐震効果は期待できません。

*制震工事

建物に設置した制震装置が、地震の揺れを吸収し受け流すことで、建物の損傷と変形を減らします。
繰り返しの揺れに強く、性能の低下も無いので大地震の後もそれ以前と同じ暮らしを続けられます。

□まとめ

小さな地震の揺れに対して警戒が薄くなりやすいですが、気づかない間に家に損傷を与えてしまうこともあるでしょう。
そのため、建物を強化しておくことが大切です。

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