耐震コラム
地震に備えてできることとは?家庭でできる防災対策を紹介!
地震が発生した際には、冷静に判断して落ち着いて行動できるかどうかが大切です。
そのためには、事前に地震対策をしておく必要があります。
今回は、いつ起こるかわからない大地震に備えて身を守るためにすべきことと、家庭でできる防災対策をご紹介します。
□地震が発生した際に身を守るためにすべきこと
地震がいつどこで発生するのかは予測できませんが、気象庁の緊急地震速報で強い揺れが来ることを直前にキャッチすることで、身を守るための行動はとれます。
緊急地震速報は地震発生直後に震源やマグニチュードを推定し、各地の振動到達時刻や震度を予測してできる限り早く知らせるシステムです。
緊急地震速報は震度5以上の地震を予測したときに発表されるもので、テレビ、携帯電話、ラジオなどから通知されます。
しかし、緊急地震速報を見聞きしてから強い揺れが来るまでには、わずかな時間しかありません。
周りの人にすぐに地震が来ることを知らせて、慌てずに安全を確保することが大切です。
□家庭でできる防災対策
*家具の固定
地震が発生した際に、家の中で最も危険なのが家具類です。
阪神・淡路大震災をはじめ、大きな地震では、地震の揺れによって家具が倒れ、その下敷きになってけがをされた方や亡くなった方が多くいらっしゃいます。
そのため、地震に備えて家具の転倒防止対策を講じておきましょう。
まずは、転倒すると想定される家具を確認し、壁に固定できるものは金具などを用いて固定します。
また、寝室や子供部屋には最低限の家具のみを設置し、倒れても入り口を塞いでしまうことがないように配置しましょう。
*飲料・食料の備蓄
大地震が発生した際には、電気、ガス、水道などライフラインが止まってしまうこともあります。
それに備えて、飲食物を備蓄しておく必要があります。
飲料水は1人1日3リットルを目安に3日分、非常食もアルファ米や、ビスケット、板チョコなど保存が利いてエネルギーとなるものを3日分用意しておきましょう。
3日分とは、地震発生後から救援物資が届くまでの期間として設定されており、できれば1週間分用意できると望ましいです。
□まとめ
地震の発生時には気象庁の緊急地震速報を活用し、慌てずに安全を確保しましょう。
家庭でできる地震対策として、家具の固定、飲料・食料の備蓄をしておくことで、突然地震が起こったとしても落ち着いて行動できます。
西東京市・小平市・東久留米市周辺で被害が出る前に地震対策を行いたい方は、ぜひ当社までご相談ください。