耐震コラム
地震でライフラインが遮断されたらどうする?対策をご紹介します!
災害が発生した際、最も心配なのがライフラインの途絶です。
水道、電気、ガスなど、日常生活に欠かせないこれらの設備が停止すると、生活は一変します。
今回は、地震を初めとした災害時にライフラインが途絶えた場合の対策と備蓄方法についてご紹介します。
□地震時のライフライン遮断の原因と対策をご紹介!
*主な遮断原因:物理的要因と老朽化
地震や台風が発生すると、水道管やガス管が破損し、電信柱が倒壊する可能性があります。
これらは物理的要因によるもので、供給が一時的に停止します。
また、インフラの老朽化も遮断の一因となっています。
水道管の漏水や破裂が頻発している現状は、老朽化の進行を如実に示しています。
*復旧の目安:災害の規模による
災害が発生した場合、各ライフラインの復旧には時間がかかります。
電気の復旧は数日から最大で約7日、水道は数日から最大で約30日、ガスは1カ月から最大で約2カ月とされています。
これらはあくまで目安であり、災害の規模や状況によって変動します。
*事前対策:設備の点検と備蓄
災害を乗り切るために最も重要なのは事前に行う対策です。
ライフラインが途絶える前に、設備の点検や備蓄を行いましょう。
特に水道の備蓄は、災害時に最も必要とされるライフラインの一つです。
備蓄水や非常食、防災グッズを用意しておくことで、少しでも安全と生活の継続を確保できます。
□停電時の短期間対策と必要な備品をご紹介!
ここでは、短期間の停電に備えておきたいものを4つご紹介します。
1.懐中電灯
停電が発生した場合、懐中電灯は必需品です。
特に夜間や地震発生時には、家具の倒壊や家財の散乱が考えられます。
懐中電灯を寝室やリビングに置いておくと、手元や足元を明るくして安全に行動できます。
2.モバイルバッテリー
スマートフォンは現代生活において欠かせない通信手段です。
停電時にも充電できるようにモバイルバッテリーを準備しておくと良いでしょう。
特に太陽光で充電できるタイプのバッテリーは、長期の停電にも対応できます。
3.防寒具とクールグッズ
停電時には、エアコンやヒーターが使用できなくなります。
防寒具やクールグッズを用意しておくことで、寒さや暑さからくる健康リスクを低減できます。
4.軽食
停電が発生した場合、食事の準備が困難になることもあります。
軽食や非常食を用意しておくことで、栄養補給と心の安定が図れます。
□まとめ
災害時にライフラインが途絶えると、生活に大きな影響が出ます。
しかし、事前の備蓄や設備の点検、必要な備品の準備をしておくことで、その影響を最小限に抑えることが可能です。
この記事で紹介した対策を参考に、自分自身とご家族の安全を確保しましょう。
西東京市・小平市・東久留米市周辺で地震に備えた耐震対策を行いたいとお考えの方は、ぜひ当社までお気軽にお問合せください。