耐震コラム

家庭でできる地震への備えをご紹介します!

地震は予測不可能な自然災害であり、その瞬間に何が起こるかは誰にも分かりません。
特に、家庭内での安全確保は多くの人が懸念する問題です。
今回は、地震による家庭内の危険を最小限に抑えるための具体的な対策と備えについてご紹介します。

□家庭でできる地震対策の基本をご紹介!

*家具や家電の適切な配置と固定

地震発生時の死因として家具や家電の転倒によるものは少なくありません。
そのため、これらのアイテムの配置と固定は非常に重要です。
寝室や子供部屋には、できるだけ家具を設置しないよう心掛けましょう。
また、必要な家具は背が低く、転倒しても下敷きになりにくいものを選ぶことがおすすめです。

固定方法にはいくつかのオプションがあります。
L字金具を使用して家具と壁をしっかりとネジで固定する方法、突っ張り棒で家具と天井の隙間を固定する方法、粘着シートを使用して家具と床を接着させる方法などがあります。
これらの方法を組み合わせることで、より強固な固定が可能です。

*避難経路の確保

家具や家電を配置する際には、出入り口や避難経路を塞がないように注意しなければなりません。
万が一、家具が倒れた場合でも、スムーズに避難できるように経路を確保しておくことが大切です。

*食料と飲料水の備蓄

地震が発生すると、ライフラインが止まる可能性が高いです。
そのため、家庭に飲料水や非常食を備蓄しておくことが重要です。
具体的には、飲料水は1人1日3リットル、非常食は3日分を備蓄することが推奨されています。

□事前に考えておきたい行動の備えとは?

1.家族での役割分担

地震が発生した際には、家族それぞれが何をすべきかを事前に話し合っておくことが重要です。
たとえば、誰が初期消火を行い、誰が子供を守るかなど、明確な役割分担をしておくと、混乱を避けやすくなります。

2.安否確認と集合場所

家族が外出中や離れている場合の安否確認方法と集合場所も事前に決めておくべきです。
災害用伝言ダイヤル「171」や災害用伝言板を活用することで、通信が困難な状況でも情報共有できます。

3.地域の危険性の把握

自分が住む地域の危険度を自治体の防災マップで確認し、避難場所や避難経路を事前に確認しておくことも大切です。
これにより、地震発生時に慌てずに避難することが可能となります。

4.防災知識の習得

新聞、テレビ、インターネットなどから防災に関する情報を収集し、知識を身につけておくことも重要です。
特に、消防署が主催する防災講座などに参加することで、より具体的な知識とスキルを習得できます。

□まとめ

地震は突如として発生する自然災害であり、その対策と備えは非常に重要です。
特に家庭内での安全確保は、家具や家電の適切な配置と固定、食料と飲料水の備蓄、家族での役割分担と安否確認、地域の危険性の把握、そして防災知識の習得が必要です。

西東京市・小平市・東久留米市周辺で地震に備えた耐震対策をお考えの方は、ぜひ当社までお気軽にお問い合わせください。

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