耐震コラム
耐震補強の基礎補強とは?地震に強い家を手に入れる方法
地震はいつ起こるか予測できません。
だからこそ、大切な家族を守るために、住まいの耐震性を高めることは必須です。
特に、築年数が経過した住宅は、基礎の劣化が進んでおり、地震に弱い可能性があります。
今回は、基礎耐震補強の重要性、種類、費用、業者選びのポイントなどについて解説していきます。
地震に強い家を実現し、安心して暮らせる住まいを手に入れましょう。
□基礎耐震補強とは?
地震の際には、建物の揺れが基礎に伝わり、その力を地盤に逃がすことで、建物が倒壊することを防ぎます。
しかし、老朽化や設計上の問題などにより、基礎が弱くなっている場合、十分な耐震性能を発揮できません。
そこで重要になるのが、基礎耐震補強です。
基礎耐震補強とは、既存の基礎を強化することで、地震に対する耐性を向上させる工事を指します。
*基礎耐震補強の必要性
地震の際に、基礎が大きな役割を果たすことはすでに述べました。
しかし、基礎は目に見えない部分であるため、その重要性に気づきにくいのが現状です。
特に、昭和56年以前の建築基準法で建てられた住宅は、現在の基準を満たしていない場合が多く、基礎の耐震性が低い可能性があります。
また、経年劣化により、基礎にひび割れや腐食が発生している場合も、地震への耐性が低下していると考えられます。
*基礎耐震補強の方法
基礎耐震補強には、さまざまな方法があります。
代表的な方法を以下に紹介します。
1: 基礎の補強
基礎の強度を高める方法として、鉄筋コンクリートの補強や、補強筋の追加などが挙げられます。
ひび割れ補修も効果的です。
2: 地盤改良
地盤の強度が低い場合は、地盤改良を行い、基礎の支持力を高める必要があります。
代表的な地盤改良方法として、砕石やセメントを用いた圧密改良、鋼管杭や鋼製支柱を用いた支持力向上などがあります。
3: 基礎の断熱
基礎断熱は、基礎の温度変化を抑え、ひび割れや凍害を防ぐ効果があります。
断熱材を基礎の外側に設置することで、基礎の耐久性を高めることができます。
□基礎耐震補強の種類と費用
基礎耐震補強は、住宅の構造や地盤状況、補強の規模によって費用が大きく異なります。
ここでは、一般的な基礎耐震補強の種類と費用について解説します。
1: 基礎補強
基礎の補強には、コンクリートの補強、鉄筋の追加、ひび割れ補修などがあります。
費用は、補強の規模や工法によって異なりますが、数十万円から数百万円かかる場合もあります。
2: 地盤改良
地盤改良は、地盤の強度を高めるための工事です。
費用は、地盤の状態や改良方法によって異なりますが、数十万円から数百万円かかる場合もあります。
3: 基礎断熱
基礎断熱は、基礎の温度変化を抑え、ひび割れや凍害を防ぐ効果があります。
費用は、断熱材の種類や施工面積によって異なりますが、数十万円から数百万円かかる場合もあります。
□まとめ
地震に備え、安心して暮らすためには、住まいの耐震性を高めることが重要です。
特に、築年数が経過した住宅は、基礎の劣化が進んでおり、地震に弱い可能性があります。
基礎耐震補強は、地震に対する耐性を向上させる効果的な対策です。
基礎耐震補強の種類や費用、専門会社選びのポイントなどを理解し、適切な対策を講じてください。
当社は、創業より60余年木造住宅を造り続けてきた工務店の高い技術力・施工力で、精度の高い、補強工事も行なっております。
西東京市・小平市・東久留米市周辺で、耐震補強をお考えの方はお気軽にご相談ください。
投稿者プロフィール
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「鈴木住研」では、これまでに300棟以上の木造住宅の耐震診断を行ってきました。
経験豊富な東京都登録の耐震診断技術者(建築士)が責任を持って耐震診断を行なっております。
また、創業より60余年木造住宅を造り続けてきた工務店の高い技術力・施工力で、精度の高い、補強工事も行なっております。
アフターメンテナンスを欠かさず、社員や協力会社と共に、お客様のご家族と住まいを長期にわたり見守り続けます。
ぜひ安心して相談ください。