耐震コラム

“震度6弱”ってどんな揺れ?

「震度6弱」とはどんな揺れなのか?どんな感じなのか?

同じ地域の内でも居る場所によって違うのでしょうが、
「めっちゃ揺れた」
「死ぬかと思った」
「こんな強い地震は初めてで、怖かった」
「高速道路で車の運転中だった、車がひっくり返るのではないかと思うぐらい揺れた」などの不安の声を聞くと、体験された方でないとわからないほどの強い、想像以上に恐怖を伴う激しい揺れなのだと思います。

ただ、これでも震度6弱(震度5.5~6.0)であり、地震の規模を表すマグニチュードは(M)6.1=中地震に分類されます。

あの阪神淡路大震災や熊本地震の2度目では(M)7.3なので地震の規模はそのおよそ60分の1でしかありません。

※マグニチュード=地震の規模(地震そのもののエネルギーの強さ)は0.2増えるとその規模が倍になります。
したがって1増えると32倍、2増えると32倍の32倍なので1024倍となります。
ここでは、(M)7.3-(M)6.1=1.2増えていることになるので64倍(64分の1)となります。

体験したくはありませんが、大地震の発生確率は高く、政府は甚大な被害が想定される、南海トラフ巨大地震について、来年1月時点での30年以内の発生確率を、現在の「70%程度」から「70%~80%」に引き上げることを決定したそうです。

30年以内とは今日であってもおかしくありません。

切迫している巨大地震に対して、私たちの出来ることは、いや、やらなくてはいけないことは、、、
防災に関心を持ち、いつ起きてもいいように”備える”ことだと思います。

あなたは備えてますか?

巨大地震が起きても大丈夫ですか?

気象庁|「その震度、どんなゆれ?」

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