耐震診断|三鷹市S様邸

HOUSE DATA

築年数
昭和62年竣工(1987年)
構成
木造2階建て/・外壁:サイディング張りモルタル吹付仕上 ・基礎:鉄筋コンクリート基礎 ・屋根:スレート葺き
床面積
1階:62.75㎡(18.98坪)/2階:74.22㎡(22.45坪)
施工部位
評点
現状0.27⇒補強後1.04

床下

ホールの駐車場側通気口にクラックを確認致しました。
クラックの大きさとしては0.3㎜なので、構造体への影響はありません
筋交いを確認致しました。
サイズは35×90で釘止めです。
耐力壁として有効です。
一部床レベル調整をクサビで調整している様子です。
地震によってズレが生じる可能性がありますので、床改修時等に鋼製束等への交換をお勧め致します。
基礎と土台を緊結する、アンカーボルトが確認できます。

床の下地に腐食が見受けられます。
また、土台に水浸みの跡が確認できます。
改修時に土台等の確認をお勧め致します。
基礎レベルの調整の様子です。



床がたわんでいる部分です。
原因はコンパネ下地の劣化と思われます。

天井裏

筋交いが確認できます。
1階同様サイズは35×90で釘止めです。
耐力壁として有効です。
鋼製火打ちが確認できます。
水平力への抵抗に有効です。

浴室

タイル面のヒビを確認致しました。
土台や柱等への水漏れを防ぐシール処理等をお勧め致します。

耐震診断後の結果

耐震補強後の結果

補強計画

※緑色のラインが補強箇所です

1階平面図
2階平面図